2009年4月25日土曜日

ヴィクトリー・ウエストハーネス



CDで言うところのジャケ買いが出そうなのがこのヴィクトリー・カイトウエストハーネス。

実際、今季マイハーネスはあえて、これで行ってます! 昨年ディストリビューターミーティングに行った際も一つしかないサンプルをイタリアのディストリビューターが抱えて放しませんでした。デザインに関する好みを、ここまで極端な方向に徹底させられるのはミスティックのブランド力があるからだなぁ…と素直に感心させられる一品です。
機能的にも、価格的にも去年ラインナップに加わらなかったダークライダーに相当するグレードのハーネスです。インナーは3Dフォーム、アウターは見てのとおりで、フルサイズのクリッカー・スプレッダープロテクターを装備。ダークライダーとの違いは背面にフレームが入っていない所くらいだろうか?置いてあるハーネスを触ると正直「柔らかすぎね?」と思うくらい。かなり剛性の高かったダークライダーとはそこが決定的に違います。過去2年がちがちに固いファイアスターターで過ごした僕としては、この柔らかさは正直不安でした。「これでホントにパワーを分散できるの???」と半信半疑のまま、ついに先日実際にライディングする機会を得ましたのでレポートなど。

ハーネスを胴に巻いた感触はソフトながら、巻いた直後は両脇腹に少し圧迫される箇所を感じます。これは、’07ファイアスターターにもあった感触で、使っているうちに体に馴染んで消えていってしまう類のもの。実際丸二日使った僕のヴィクトリーはもうだいぶ馴染んでいます。新しいクリッカーバックルはバックルをひっかけるタイプの’08モデルよりも簡単確実に着脱出来ます。外すには上下から押さえなければ外れないので手とかが当たって誤作動を起こす心配はまずありません。むしろ、冬場とかで握力がすっかり無くなった時とかに外せなくなるのでは? という不安が頭をよぎります。ま、そうなったら深く考えず素直にアジャスターバックルからベルトを外して後で組んでおけば良いんですけどね。

ハンドルパス用ガイドロープはクリアタイプよりも黒の方が似合うので、今年ウォリアーLen10に付いているFIxタイプのガイドロープでは無く、従来タイプの黒いクイックリリースが付いている方にしました。気持ち背中の部分が長くてたるむなという印象がありますが、この製品、XXLまで同一製品で対応するように出来てるから、ま仕方無いかと納得。

実際にウエットスーツの上からハーネスを巻いてみると実にソフトな装着感。これなら素肌の上に巻いても快適そうです。それと装着感が軽い! カイトをフッ クしてみると、やはり、微妙にファイアスターター、ウォリアーよりはハーネスがずれるかなという印象。ま、あくまで微妙なんですけどね。パワーは柔らか目 のハーネスの癖に実に絶妙に分散されています。ライディングしてみるともう違いはほとんど判りません。一日ライディングしていてもズレも気にならなけれ ば、ホールド感も問題無し。ハーネスの厚みが充分あるので、ファイアスターターほどでは無いにせよ、”ウエスト廻りが保護されている”という感触も充分あ ります。比較的弱い風の中でのライディングだったので、まだ確実ではありませんが、僕のレベルのライディングではヴィクトリーでもなんら不満は無く快適で した。実は内心ファイアスターターも一枚おろして、コンディションに応じてハーネス2枚体制を考えようかなと思っていたのですが、その必要は無さそうです。

ちなみにこのデザインはちょっと…という方(絶対居るはず!)は、同じ仕様でシックなデザインのスパイクをお勧めします。

剛性の高さで人気を獲得したダークライダーが、高い剛性と柔軟性を兼ね備えたファイアスターター、ウォリアーにその座を譲った後、ソフトでずれないという新しい方向性を探るべくデザインされたハーネスがヴィクトリー・スパイクなのかな、という印象を受けました。

http://www.kiteboardshop.jp/shopdetail/003001000010/order/

2009年4月22日水曜日

ドラゴンシールド・ウエストハーネス




さて、入荷した新製品を一つ一つチェックしていきましょうね。

今日はミスティックのカイト用ウエストハーネスのエントリーモデル「ドラゴンシールド」から。ドラゴンシールドはミスティックのラインナップの中でも歴史のあるモデルで、実はダークライダーがラインナップから外れた現在、最も息の長いモデルになりました。2004年の夏にアドバンス・カイトの本社でサンプルを入手してきたときにダークライダーと一緒に買ってきたのもドラゴンシールドだったっけなぁ。正直なところ、当時はそれほど特徴の無い無難なハーネスという印象でした。けど、その後スプレッダー・ダウン・システムがついて(2004年時点ではダークライダーにもスプレッダー・ダウン・システムはついていなかったんですよ!)ずり上がりが抑えられ、スプレッダーに、ミニプロテクターがついて、徐々に個性あるミスティックハーネスの一員に成長してきて現在に至ります。

で、2009年。今季ドラゴンシールドはかなり大きく進化しました。まず、これまで、ミニプロテクターがついていたスプレッダーが兄貴分と同じフルサイズのプロテクター付きスプレッダーになった事。装着時の快適性にこのプロテクターはかなり影響するので、この変更は大きいです。また、インナーはこれまでナイロンに縫い目を施して滑り止めをしていたものを、今季からネオプレーンにポリウレタンで滑り止めをプリントしたものに変更になりました。この効果は絶大で、従来モデルよりも俄然ハーネスが胴の廻りで動きにくくなっています。また素材がネオプレーンなので素肌に装着した時の感触も実にソフト。着脱は兄貴分達と共通でクリッカータイプのクイックリリース・バックル。実際のところ上位モデルのヴィクトリー、スパイクとの違いは、インナーが3Dフォームかネオプレーンかだけです。

実際に装着して動いてみると、実にソフト、動きをなんら妨げられません。柔らかいという事はそれだけ大きな力がかかったときに体に負担がかかる事が予想されますが、'08モデルで培われ、'09モデルでは、スパイク、ヴィクトリーにまで採用された背面のX字状のサポートのおかげで、内部に固いフレームの類が入っていないにもかかわらず、パワーは実に良い感じで分散されます(これはヴィクトリーを使用しての感想)。綜合すると、今季のドラゴンシールドはビギナー向けのエントリーモデルというよりは、ソフトなハーネスが好きな人向けのオプションという位置づけが妥当かな。

明日はヴィクトリー・ウエストハーネスについて書こうと思います。今季はあえて、ファイアスターター、ウォリアーを外して、ヴィクトリーをマイ・ハーネスとして使用しているので、さらに突っ込んだ部分が書けると思います。

2009年4月16日木曜日

忙しい時期

しばらく更新をさぼってしまいました。

実は毎年この時期は各ブランドのニューモデルが次から次へと入荷してきて、資料の作成やら、予算措置やらでいろいろな事がおろそかになってしまうのです。

それも先日販売店向け資料の作成・発送が終わって一段落。ようやく他の事に手をつけられる状態になりました。山積みになっている他の仕事を片付けてからなので、ほっと一息つくのは来週かなぁ。

それぞれの商品の寸法を測ったり、装着感を試してみたり、あれこれ突っ込んでいじるので、そのあたりをこのブログでレポートしていこうと思います。